2013年06月24日
マシンガンストロボ その後
さて、先日ちょっと記事にしたニッシンのマシンガンストロボ。
あれからまた少し使ってみたので、感想などをひとつ。
まず、一番の特徴であるチャージスピードとオーバーヒート問題については、言うことなし。
素晴らしいのひと言です。外部電源のおかげもあってチャージも問題ないし(外部電源を使わなければチャージスピードは速くなりません)、オーバーヒートも全然心配ない。
そして、純正のSB-800と比較して良いところは他にもある。
まずはロックボタンを押さなくてもストロボヘッドが回転することだ。SB-800はヘッドの向きを変えるのにロックボタンを押すんだけど、使っているうちにだんだんと固くなってきて使いにくくなっちゃうんだよね。マシンガンはロックがないから、不用意に回っちゃう可能性もあるけど、その分簡単に動かせる。僕はそっちの方が好きだ。
他に、電源を切らずに発光を一時的にストップする機能がついているんだけど、コレも便利だった。
調光補正の数値がボタン一回で動くのも良い。純正は一回目で選択、二回目で補正だけど、マシンガンは一発目で数値が変わる。ちょとしたことだけど、嬉しい。
逆に、ストロボのズームは純正に比べてかなり面倒だ。
普段はオートズームだからあんまり問題ないけど、マニュアルで調整したいときに「ボタンを長押し→設定→数値を動かす」という手順を踏まなくちゃいけなくて、とても時間がかかる。これはいただけない。
それと、フルオートモードはいらないんじゃないかな。
このストロボを選ぶ人がフルオートモードを使うとも思えないけど…。
「TTL」「マニュアル」「外部オート」の3選択の方が使いやすい。
あとマイナスポイントはサイズかな。
サイズはSB-800とは比べものにならないぐらい大きいから、カメラバックのレイアウトも変えなくちゃいけない。重量も増加したし、その辺は分かっていたとはいえ、けっこう苦痛。
チャージャーもでかいから、トータルで見るとかなりの重量増だね。
とは言え、純正SB-910はマシンガンと同じぐらいのサイズだから決してこいつだけ極端にでかいわけでもないんだけど…。
液晶は室内では全く問題ない。解像度が低いとか見づらいよく聞くけど、そもそもストロボの設定が分かればいいんだし、個人的にはそんなに気にはならない。ただ、噂どおり屋外だと見づらいかな。けどまあ、大きな問題はなかった。
困ったことにTTLの精度は若干不安定なのかな、という気がした。特に被写体との距離が近い時、強く発光しちゃって真っ白けになってしまう傾向があるみたい。
室内だと窓からの光とか室内の明るさとか、環境によるものもあるかもしれない。もしかしたらカメラとの相性とか設定の問題もあるかもしれないし。この辺はもう少し使い込めばクセを掴めるかな。せっかく光っても強すぎちゃったらもったいない。
屋外使用の時はそんなに不安定さは感じなかったけど、たまに予想よりも強く光っている場面があった。
純正と比較すると、ややじゃじゃ馬的な面があるのかもしれないね。
総合的に見て、悪くはないストロボ。使用目的によっては唯一無二の存在になる。
でも、純正と同じだけの値段を出してこのストロボを選ぶにはそれなりの理由も必要かな。
僕の場合、もう少し使い込む必要は感じているけど、後悔はしていない。それだけの価値があると思っている。
でも、次にSB-800を買い換えるとき、もう一台マシンガンにするか純正SB-910にするかって言ったら即答はできないな。
迷っている人、使い方をよく考えてみてください。
自分の希望する使い方にマシンガンがマッチするならベストバイです。
とりあえずなら純正が間違いない感じかなぁ。
あれからまた少し使ってみたので、感想などをひとつ。
まず、一番の特徴であるチャージスピードとオーバーヒート問題については、言うことなし。
素晴らしいのひと言です。外部電源のおかげもあってチャージも問題ないし(外部電源を使わなければチャージスピードは速くなりません)、オーバーヒートも全然心配ない。
そして、純正のSB-800と比較して良いところは他にもある。
まずはロックボタンを押さなくてもストロボヘッドが回転することだ。SB-800はヘッドの向きを変えるのにロックボタンを押すんだけど、使っているうちにだんだんと固くなってきて使いにくくなっちゃうんだよね。マシンガンはロックがないから、不用意に回っちゃう可能性もあるけど、その分簡単に動かせる。僕はそっちの方が好きだ。
他に、電源を切らずに発光を一時的にストップする機能がついているんだけど、コレも便利だった。
調光補正の数値がボタン一回で動くのも良い。純正は一回目で選択、二回目で補正だけど、マシンガンは一発目で数値が変わる。ちょとしたことだけど、嬉しい。
逆に、ストロボのズームは純正に比べてかなり面倒だ。
普段はオートズームだからあんまり問題ないけど、マニュアルで調整したいときに「ボタンを長押し→設定→数値を動かす」という手順を踏まなくちゃいけなくて、とても時間がかかる。これはいただけない。
それと、フルオートモードはいらないんじゃないかな。
このストロボを選ぶ人がフルオートモードを使うとも思えないけど…。
「TTL」「マニュアル」「外部オート」の3選択の方が使いやすい。
あとマイナスポイントはサイズかな。
サイズはSB-800とは比べものにならないぐらい大きいから、カメラバックのレイアウトも変えなくちゃいけない。重量も増加したし、その辺は分かっていたとはいえ、けっこう苦痛。
チャージャーもでかいから、トータルで見るとかなりの重量増だね。
とは言え、純正SB-910はマシンガンと同じぐらいのサイズだから決してこいつだけ極端にでかいわけでもないんだけど…。
液晶は室内では全く問題ない。解像度が低いとか見づらいよく聞くけど、そもそもストロボの設定が分かればいいんだし、個人的にはそんなに気にはならない。ただ、噂どおり屋外だと見づらいかな。けどまあ、大きな問題はなかった。
困ったことにTTLの精度は若干不安定なのかな、という気がした。特に被写体との距離が近い時、強く発光しちゃって真っ白けになってしまう傾向があるみたい。
室内だと窓からの光とか室内の明るさとか、環境によるものもあるかもしれない。もしかしたらカメラとの相性とか設定の問題もあるかもしれないし。この辺はもう少し使い込めばクセを掴めるかな。せっかく光っても強すぎちゃったらもったいない。
屋外使用の時はそんなに不安定さは感じなかったけど、たまに予想よりも強く光っている場面があった。
純正と比較すると、ややじゃじゃ馬的な面があるのかもしれないね。
総合的に見て、悪くはないストロボ。使用目的によっては唯一無二の存在になる。
でも、純正と同じだけの値段を出してこのストロボを選ぶにはそれなりの理由も必要かな。
僕の場合、もう少し使い込む必要は感じているけど、後悔はしていない。それだけの価値があると思っている。
でも、次にSB-800を買い換えるとき、もう一台マシンガンにするか純正SB-910にするかって言ったら即答はできないな。
迷っている人、使い方をよく考えてみてください。
自分の希望する使い方にマシンガンがマッチするならベストバイです。
とりあえずなら純正が間違いない感じかなぁ。