たまりば

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子ども撮影専門。保育園や幼稚園の撮影を生活の糧にしています。 出張撮影も随時受付中!七五三や家族写真、ピアノ発表会など、撮影承ります。 新サービスとしてお子様のスライドショー作成も開始いたしました! そんな写真屋さんの独り言です。

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Posted by たまりば運営事務局 at

2015年10月30日

1に対応、2に写真

さあ、秋のトップシーズン、18連日撮影中のワタクシですが、ようやく出口が見えてきて、ほっとしているところです。残すところ、あと2日!

さあ今日は、タイトルにもある通り「1に対応、2に写真」というお題目。
そのまんまなんだけども、僕がやってるようないわゆる「スクール写真」と言われている分野にとって大切なのは、写真よりも対応だ・・・と、僕は思う、ということ。
人によって違うかもしれないのでそこはご容赦を。

○○保育園に今日、カメラマンが2人来ました。1人は明るくさわやか、常ににこやかで雰囲気のいいAさん。もう1人はムスッとして笑顔もなく、なんだか常にカメラをいじっているBさん。
当然、子ども達はAさんが気に入って、わらわらとまとわりつく。Aさんはにこやかに対応しながら、子どもとも上手に付き合っていく。しかも、適度に遊びつつも保育園の先生のジャマになるようなことはしない。先生とも雑談なんかしながら仕事する感じ。
一方、Bさんは職人風の空気を纏わせ、子どもが近づいてきても一緒には遊ばない。先生とも、必要な事は確認するが雑談はあまりしない。
さて、後日その仕上がりとみたら、Bさんの写真は素晴らしかった。Aさんの方は、それなりだ。やはりBさんは職人肌なのか…。とはいえAさんもカメラマン。一般の人と比べたら写真はずっと上手だ。ただ、Bさんと比べるとBさんの方が上手だというのは良く分かる。


とまあ、大げさに言うと、こんな感じですよ。
もう一回来てもらうとしたら、どっちの人にお願いしますか?
Bさんは写真がめっちゃ上手なわけで、後に残る写真のことを考えたらBさんの方がいいのかもしれないし、カメラマンとしてはBさんの方がハイレベルなんだろうと思う。
でも、もし僕がその保育園の園長先生だったら、そりゃAさんに「次もよろしく」って言うね。

特に保育園とか幼稚園って、子ども相手でしょ?
やっぱり「子どものことを分かってる」とか「園が大切にしていることを理解してくれてる」とかそういう事が大切だと思うのね。カメラマンだからって、カメラのこと、写真のことだけで子どものことは知らんぷりな人にはあんまり来てほしくないよなぁ、と。

写真の勉強をするのも大切だしそれはカメラマンとして当然。だけど、幼児のことを理解することも同じぐらい大切。この二つは幼児撮影の両輪で、どちらが欠けても真っ直ぐには走らない。
これが僕の持論。だから、自分でもなるべく(Aさんのようにはなかなかできないが)いい対応を心掛けているし、僕が仕事を頼むのもどちらかというと写真の技術より雰囲気のいい人だ。
もちろん、写真もいいのが一番だけどね。

なかなか難しいんです。


  


Posted by 猫のひげ at 17:58Comments(0)お仕事の話し