2013年06月21日
クリップオンストロボの話しとマシンガンストロボ
幼稚園写真をやっている人にとって、クリップオンストロボは非常に大切な機材。カメラの陰に隠れてひっそりとしている感じですが、実はカメラ以上に大切かもしれません!
僕が長く愛用しているストロボは、NikonのSB-800。
今は2代モデルチェンジして、SB-910っていう機種になっているね。
SB-800が良いところは、まず小型軽量なところ。次に「過熱防止機能」が無いこと。
「機能が無いのが良いところ?」
そう思ったアナタに、ちょっとだけ説明を。
クリップオンストロボは非常に小さいボディから目も眩む強烈な光を発する機械。それを、たかだか単三電池4本でやっちゃおうっていうんだから実はかなりムチャぶりなんです。
ガンガンに光らせると発光管が熱くなる。電池も熱くなる。そして熱で前面の発光パネルが変形。下手すると溶け出す…。ハイ修理ですねお客様、まいどあり。
…ってなことにならないように、ニコンはSB-800の後継機であるSB-900に過熱防止機能を付けたんですね。
この機能が備わっていれば、発熱によるストロボの故障を事前に防ぐことができる。
ちょっと聞いただけだととても良い機能に聞こえるよね。
うん。加熱を「防止」してくれるなら、いいんです。つまり、冷却してくれるならね。
…でも残念。これはそうじゃない。何かっていうと…。
「加熱して故障する兆候が出たら、ストロボの全ての機能をストップします! freeze!」
そうなんです! 熱くなるとストロボ光らなくなるの。しかも、けっこう簡単にストップしちゃうらしい。
それじゃ仕事にならないじゃ〜ん(T_T)。
コイツを回避するにはどうしたらいいのか?? それは!
「はいお客様。ストロボもう一個買ってください。そうすれば止まったら次のストロボと交換すれば撮影は続行できますよ」
…ってオイ!
そう。決定的な回避方法は残念ながらないんです…。
僕のストロボはSB-800だから、この機能は付いてない。つまり、ガンガン光らせても止まることはない!
…かわりに、やり過ぎると壊れちゃうんだなぁ、これが…。僕は毎年ストロボを修理に出しています…。
さて、ここまで前置き(長い!)で、実は僕の手元に、新しいクリップオンストロボがやってきたのです。
その名も『マシンガンストロボ(ニッシン MG8000)』!!!
すごい名前でしょ。武器? って感じで。いや実際、戦うストロボって感じよ。
このストロボ、すごいのよ。何がすごいって、ここからチェックしてみてよ。まあすごい。
とにかく、熱さに強いんです。加熱しにくく作られていて、ガンガンに焚いてもヘッドがあんまり熱くならない。だから安心して連続発光させることができるんだ。
モデルチェンジ前の製品だけどこの動画とか見ると、笑っちゃうぐらい発光させてるのに全然へこたれてない。
日中シンクロとかバウンスとか、ストロボに負荷がかかる撮影でもこれならけっこういけるんじゃないかと思ってる。
動画にもあったPS-300の後継機「パワーパック PS 8」という外部電源も同時に導入したので、チャージも速い。
ちょうど体育館での運動会みたいなイベントでがんがん焚いてみたけど、連写しても全く問題なし!
いやー、ちゃんとストロボがついてくるって気持ちいい。しかもオーバーヒートの心配はいらない。
色温度がちょっと高いみたいで光が青いのがちょっと気になるけど、まだ新しいからかな?
他にもボタンの反応とか、電池の交換方法とか、ちょっと気になるところもあるにはあるけど、いいんじゃない?
このストロボに期待することは2つ。
一つは、ウリである発熱耐性を活かした連続発光。ストロボが発光していなかった事によるミスカットを減らしたい、ということ。
もう一つは、同じく発熱耐性による修理頻度の軽減。
今までストロボの故障はほとんどがオーバーヒートと発光管のへたりから来ているわけだけど、このオーバーヒートから来る故障の可能性が軽減されることによって、修理頻度の低減→お財布にも優しいっていうのが狙い。
唯一無二のストロボ、ニッシン MG8000。
使い込んでみるよ〜。
僕が長く愛用しているストロボは、NikonのSB-800。
今は2代モデルチェンジして、SB-910っていう機種になっているね。
SB-800が良いところは、まず小型軽量なところ。次に「過熱防止機能」が無いこと。
「機能が無いのが良いところ?」
そう思ったアナタに、ちょっとだけ説明を。
クリップオンストロボは非常に小さいボディから目も眩む強烈な光を発する機械。それを、たかだか単三電池4本でやっちゃおうっていうんだから実はかなりムチャぶりなんです。
ガンガンに光らせると発光管が熱くなる。電池も熱くなる。そして熱で前面の発光パネルが変形。下手すると溶け出す…。ハイ修理ですねお客様、まいどあり。
…ってなことにならないように、ニコンはSB-800の後継機であるSB-900に過熱防止機能を付けたんですね。
この機能が備わっていれば、発熱によるストロボの故障を事前に防ぐことができる。
ちょっと聞いただけだととても良い機能に聞こえるよね。
うん。加熱を「防止」してくれるなら、いいんです。つまり、冷却してくれるならね。
…でも残念。これはそうじゃない。何かっていうと…。
「加熱して故障する兆候が出たら、ストロボの全ての機能をストップします! freeze!」
そうなんです! 熱くなるとストロボ光らなくなるの。しかも、けっこう簡単にストップしちゃうらしい。
それじゃ仕事にならないじゃ〜ん(T_T)。
コイツを回避するにはどうしたらいいのか?? それは!
「はいお客様。ストロボもう一個買ってください。そうすれば止まったら次のストロボと交換すれば撮影は続行できますよ」
…ってオイ!
そう。決定的な回避方法は残念ながらないんです…。
僕のストロボはSB-800だから、この機能は付いてない。つまり、ガンガン光らせても止まることはない!
…かわりに、やり過ぎると壊れちゃうんだなぁ、これが…。僕は毎年ストロボを修理に出しています…。
さて、ここまで前置き(長い!)で、実は僕の手元に、新しいクリップオンストロボがやってきたのです。
その名も『マシンガンストロボ(ニッシン MG8000)』!!!
すごい名前でしょ。武器? って感じで。いや実際、戦うストロボって感じよ。
このストロボ、すごいのよ。何がすごいって、ここからチェックしてみてよ。まあすごい。
とにかく、熱さに強いんです。加熱しにくく作られていて、ガンガンに焚いてもヘッドがあんまり熱くならない。だから安心して連続発光させることができるんだ。
モデルチェンジ前の製品だけどこの動画とか見ると、笑っちゃうぐらい発光させてるのに全然へこたれてない。
日中シンクロとかバウンスとか、ストロボに負荷がかかる撮影でもこれならけっこういけるんじゃないかと思ってる。
動画にもあったPS-300の後継機「パワーパック PS 8」という外部電源も同時に導入したので、チャージも速い。
ちょうど体育館での運動会みたいなイベントでがんがん焚いてみたけど、連写しても全く問題なし!
いやー、ちゃんとストロボがついてくるって気持ちいい。しかもオーバーヒートの心配はいらない。
色温度がちょっと高いみたいで光が青いのがちょっと気になるけど、まだ新しいからかな?
他にもボタンの反応とか、電池の交換方法とか、ちょっと気になるところもあるにはあるけど、いいんじゃない?
このストロボに期待することは2つ。
一つは、ウリである発熱耐性を活かした連続発光。ストロボが発光していなかった事によるミスカットを減らしたい、ということ。
もう一つは、同じく発熱耐性による修理頻度の軽減。
今までストロボの故障はほとんどがオーバーヒートと発光管のへたりから来ているわけだけど、このオーバーヒートから来る故障の可能性が軽減されることによって、修理頻度の低減→お財布にも優しいっていうのが狙い。
唯一無二のストロボ、ニッシン MG8000。
使い込んでみるよ〜。
Nissin MG80Proについて
D5 オーバーホール行き
D5のシャッター回数が50万回を突破! 果たして…!?
24-70の修理が高額だった件
GITZO三脚、欲しい方~
4月は修理の季節でもあります
D5 オーバーホール行き
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24-70の修理が高額だった件
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4月は修理の季節でもあります
Posted by 猫のひげ at 00:36│Comments(1)
│機材
この記事へのコメント
SB-900も910も加熱でストップする機能はメニューで解除できます。
Posted by 通りすがり at 2014年09月29日 16:45