たまりば

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2021年10月22日

体育館での運動会撮影はもう怖くない

僕の中では、5年ぐらい前まで体育館での運動会というのは本当に厄介な案件で、撮影はなるべくやりたくない内容のベスト3に入るものでした。
暗い、狭い、早い、フリッカーが出る、などなど、撮影しづらい条件がほとんど揃ってしまっているから。

で、現在。
カメラ業界は変化が早いですから、当然5年も経てば条件がいろいろ変わってきています。
今はどうかと言うと、まあ内容にもよりますが、感覚的には「体育館だろうと、どんとこい!」という感じですね。

何が一番大きく変わったのか。
それは「フリッカーレス」です。
ご存じの方も多いと思いますが写真撮影で言うところのフリッカーとは、簡単に言うと写真を蛍光灯の明滅を拾ってしまって画像が赤くなったり黄色くなったり、とにかく汚く使えない画像になってしまうということ。

ニコンのカメラにはいつからかフリッカー低減機能というのが付きまして、これがとてつもなくいい仕事をするんです。
同機能は当然キヤノンにもあって、搭載されたのはキヤノンのほうが早かったと記憶してますね。でも最初の頃は名前ばかりであまりちゃんと機能しなかった。
ニコンは載せるとなったら完璧です。
一応マニュアルには「フリッカーを低減させる機能です」と控えめに書いてあったと思いますが、現場では完全に「フリッカーレス」と言っても差し支えないと思います。

走ってくる子どもを連射で追っても、フリッカーの影響が出ている画像は1枚もありません(条件にもよりますが…)。
5年前なら、例えば運動会で500枚写真が欲しかったら3000枚は撮影しないといけませんでした。半分以上はフリッカーで使えなくなるからです。
でも今は、500枚ほしければ500枚+αぐらいでOKです(+αは目つぶりなどで省く分)。

体育館は暗くて狭いし、狭い中で子どもが早く動くことは今も昔も変わりません。
でも機材の進化によって暗くて早くても高感度を使って対応できるようになり、フリッカーも出なくなった。
もう体育館での運動会は苦ではなくなりましたね。

D5バンザイ!
Z9も期待したい!

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Posted by 猫のひげ at 21:14│Comments(0)お仕事の話し
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